根性、精神論はビジネスで稼ぐ上で無意味か?

よく根性だけで稼ぐことはできないということが言われます。私もある部分ではそうだと思います。でも、こういったことを、安易に考えすぎてしまう人は多くいます。本当に根性なんて精神論は無意味なのでしょうか。

仕事やビジネスに根性は不要か?

残念ながら、やはりビジネスで稼ぐのは根性だけでは難しいでしょう。ただ、輪をかけて残念なのは、根性がなくても稼ぐのは難しいことです。つまり、全く中身のない根性で、完全根性依存型のようになってしまっては、稼げるものも稼げなくなってしまいますが、中身のある根性のような精神論の場合には一味変わってくるということです。

確かに根性のような精神論だけに頼りすぎるのは泥沼にはまってしまいます。しかし、どんなに稼ぐスキルや知恵を学んでも、それを実行し継続するにはベースに根性という名の精神論も必要です。

根性と自分自身の本質は密接に関係している

ところで、根性とは一体何者なのでしょう。辞書によると、「その人の根本的な物の考え方」とあります。これは性根ではなく根性です。後は良く知られている内容ですが、根性の意味が、この内容であるとすると、その存在を自分の中から除外することが、いかに矛盾を生じるかに気付くことが出来ます。

根性のような精神論は実際に内包する重大な要素として、思想、哲学があるべきです。稼ぐ上で、あるいは人生でも仕事においてでも必要になる根性の場合には、これにさらに戦略思考や論理的思考、そして経験という要素まで様々な要素が加わります。これが総合されたのが根性に関しての精神論です。

人生でも仕事でも、中身が価値を決める

思想なき根性精神論、哲学なき根性精神論はやはり稼ぐ上でも、おそらく人生を生きていく上でも無意味で不毛なものでしょう。しかし、思想がある、哲学がある、そういった場合にそれを実現する原動力として使われる根性精神論にはその人なりの価値が大いにあるのではないでしょうか。

根性は別に人にアピールするものではありません。淡々と自分の中にあり、普段ほとんど意識されない内臓筋肉のようにただ持っていれば良いものなのではないでしょうか。結局のところ、個人の人格の中にそれが存在するのは大切ですが、それを人に押し付けると性質が変わるのが根性ではないでしょうか。自分の中で持ち、丁寧に扱っていれば、静かなる力になるということではないでしょうか。根性という精神論、稼ぐ上で無意味でしょうか。