ホームページのレスポンス・デバイスとは?

メールフォームの作成を始め、商用ホームページでコンバージョンを獲得するには、受け皿となる仕組みが必要です。ランディングページとなるフォームページ、電話やFAXなど、コンバージョンの種類によってポイントはありますが、全般的に共通するレスポンス・デバイスの設計ポイントを紹介します。

レスポンス・デバイスがなければレスポンス(反応)もない

コンバージョンを生むホームページの最後の重要要素は、このレスポンス・デバイスの設計と設置・制作です。レスポンス・デバイスとは、反応を取る仕組みのことです。例えば、お問合せフォーム、申し込みフォームをはじめとし、電話、FAX、クーポン、地図など、ありとあらゆる反応を取るための仕組み、それがなければ反応が生まれようがない装置のことを指します。 ホームページでも、コンバージョンという反応を受け取るためにはこうした仕組みが用意されている必要があります。

電話番号の記載がなければ電話での問合せはホームページからは生まれません。「カートに入れる」ボタンも、注文フォームもなければ、購入というアクションをユーザーが起こしようがないのです。あなたの名刺には、その人の名前、会社名以外にも、ほとんどの会社がホームページのURL、メールアドレス、電話番号、FAX番号、住所を記載しています。では、ホームページにも、それらがきちんと掲載されているでしょうか。

実は掲載さえされていない商用ホームページというのも意外と多く存在します。その大半は後ろめたいビジネスですが、単純に忘れてしまっているケースもあります。会社概要のページにまとめて掲載してあるだけでは、レスポンス・デバイスの設計がなされているとは言えません。ホームページに訪れたユーザーからのレスポンス(反応)を取る仕組みとして、その受付窓口が用意されているか、見込客であるユーザーが実際にコンバージョンとなるアクションを起こしやすいかどうかが重要です。

現在では、左上にロゴがあるのと同じくらいに、ページ右上やページ下部にレスポンス・デバイスがあることが、商用ホームページのお約束です。そしてレスポンス・デバイスの設計については、全般的に共通することがあります。

レスポンス(反応)をとるためのページ設計・制作

レスポンス・デバイスに関する最も大切なことは、「親切、丁寧、使い勝手よく」です。そうした指針に沿ってレスポンス・デバイスを設計し、レスポンス・デバイスの設置やフォームなどの場合であれば制作を行います。それぞれのポイントについては次のページでそれぞれ紹介していますので参考にしてください。

その上で、そのレスポンス・デバイスまでへの誘導を明確に行うことは忘れないようにしましょう。

これはサイト導線とも呼ばれますが、ポイントは、次にユーザーが行う行動を明確に示してあげるということです。紙媒体の場合とは異なり、ホームページの場合はクリックがありますので、「○○を申し込む」「○○を注文するにはココをクリック」というように、アクションを起こすためにクリックしなければいけない部分を明確にします。そうして初めてレスポンス・デバイスが活きるからです。

レスポンス・デバイスのためのアクションワード

レスポンス・デバイスのためのアクションを促すための一言をアクションワードと呼びます。オフラインのDMなどでは重要な要素の一つですが、ホームページの場合、ボタンやリンクという形状がそれを表しますので言葉を変化させてもあまりコンバージョンに大差はありません。

ユーザーがアクションを起こそうと思った瞬間に、クリックする箇所が分からなかったりすると、コピーライティングもセールスメッセージも水の泡です。全ページの共通要素として、ページ右上にレスポンス・デバイス(電話番号、フォームへのリンク等)を配置するだけではなく、ページ内要素としても、出来る限り、誰もが知っているお約束、「ハイパーリンクは青色文字に下線」、あるいは「誰が見ても見間違わないボタン」といったものを利用するようにしましょう。

ホームページという右も左もない空間の中では、訪問者にとって、導線ともなるべき道すじを作ってあげる必要があります。その道すじが入り口から出口となるレスポンス・デバイスまで、プロセスにのっとって正しく導かれていれば、ユーザーは迷うことがなくなり、コンバージョンも獲得しやすくなります。

どうしてもそのホームページから去りたい人は去って行きますが、そんな気がなかった人まで、導線がないために迷子にさせてしまい、放り出してしまうのでは、ホームページはざる状態です。特にランディングページとなる、セールスのページやセールスコンテンツの全ページでは、ユーザーがメッセージを読み終わったら、そのまま流れで問合せや注文を行えるように、ページ下部に、具体的に、次にユーザーにとってほしいアクションを明確に示す必要があります。

セールスメッセージを読み終わってわざわざスクロールを上に戻してそれからアクションを起こしてもらうのではなく、読み終わったらそのままアクションを起こせるようにレスポンス・デバイスへの誘導(または記載)を行いましょう。ホームページがコンバージョンを獲得するためには、レスポンス・デバイスが必要です。受け皿となる仕組みがなければレスポンス(反応)の取りようがないからです。