時間による競合他社との差別化、売りと強みとは?

9つのUSP基本コンセプトのうち、三つめの基本的なポジショニングコンセプトを紹介します。時間によって競合他社との差別化を図り、売りと強みを訴求するコンセプトです。

差別化出来る程「どこよりも早いか?長いか?」

ご存知のとおり、FedExもドミノピザも「どこよりも早く」を追求し、訴求したおかげでUSPの確立をしました。今でも、どのような業種でもまだまだ「どこよりも早く」は競合他社との差別化ポイントとして強みや売りに成りえます。

書籍のAmazonは「24時間以内に配送致します」事務用品のアスクルは、明日来るからアスクルです。現在は皆時間を削って毎日を過ごしていますが、社会の中で生活をしていると、自分以外の人の時間によって自分の時間が左右されることがあります。したがって、「どこよりも早い」ということは、「あなたから奪ってしまう時間を最小限に押さえます」ということが価値になりますので、どのような業種でも、それを差別化ポイントとして訴求できる場合には売りや強みに成りえます。

セールスライティングやコピーライティングのメッセージとしては、どこよりも早いことを明確に数字で伝える方法があります。スピードプリントではなく、「A4印刷物24時間以内納品」としたり、不必要に時間がかかる事務手続きなどを、「最短60分で完了」というように、具体的な時間を盛り込んで伝え、それが誰にとってもどれくらいの早さなのか分かるように伝えます。

当然のことながら同一業界内で競合他社がどこも似たような早さを謳っていれば、それは独自の売りや強みにはなりません。

早いの逆は遅いですが、単純にどこよりも遅いことは基本的に売りや強みには成りえません。単純に遅いことに魅力を感じる人はいないからです。しかし、時間として捉えた場合、別観点からの売りや強みを発見するコンセプトはあります。

それが、どこよりも長いか?どこよりも丁寧に時間をかけているかです。保証期間やサポート期間などの顧客の安心感を得るための時間は長いほうが良く、どこよりも長く安心してもらえるのであれば、それは競合他社と差別化できる強みや売りになります。

同様に、どこよりも丁寧に時間をかけているのであれば、それは品質の高さを暗に伝えることとなります。このように丁寧であること、だから質が高いということをしっかりとセールスライティングやコピーライティングの中で構築出来れば、時間が長いことは強みや売りとなります。

参照:ウェブセールスライティング、二つの基礎要素とは?