継続年数による競合他社との差別化、売りと強みとは?

9つのUSP基本コンセプトのうち、ひとつめの基本的なポジショニングコンセプトを紹介します。継続年数によって競合他社との差別化を図り、売りと強みを訴求するコンセプトです。

差別化出来る程「創業年数・経験年数は長い?短い?」

創業年数100年以上であったり、50年以上と歴史がある場合にはそれだけでも十分競合他社と差別化出来る強みや売りになります。周りが倒産していくなかで、それだけ長く続けていけるのは、顧客との関係性や商品品質の良さを抜きにしては存在しえないからです。つまり、新興企業にとってみれば、お金を出してでも買いたい信頼性と売りを持っていることになります。

こういった場合にはまず、「創業○○年」といった数字とともに、その理由を説明することでUSPを構築出来ます。例えば、「○○をしていたので創業○○年」であったり、「○○だから創業○○年」のように、創業年数が長くなった理由を説明します。尚、こうした老舗のように絶対数として長いかどうかよりも競合他社との相対評価として継続年数が長いことがポイントですので、「おかげさまで10周年」など場合によっては3年などでもポジショニングが成功することもあります。あくまでも相対的な数字を把握することが肝要です。

この逆に、短い場合、つまり、創業間もない時にはこの短さを別観点から見ることで、独自の売りや強みとして訴求することが出来ます。それはビジネスや会社などの若さを売りにするということです。どんな取引先にも新しい人や会社が好きだという人がいると同時に、業界に嫌気が指している人というのも少なからずいます。また、若い人や若い事業を育てることに喜びを感じる良く出来た人というのもいます。

ただし、いつまでもその若さだけを売りや強みにしていると成長しないと思われますので、一年以内にのみ使えると考えておくくらいのほうが良いでしょう。一年後につなげる為には、その間に実績を一つでも多く残し、次はその実績に基づいた売りや強みを築き上げていくのが王道です。

また、士業などのようにビジネスの顔が人間である場合、ビジネスの創業年数ではなく、自身の経験年数とすることで、創業年数と同じような売りや強みを伝えることが出来ます。 したがって、創業年数は長くとも短くとも競合他社との差別化を図れる強みや売り、と成りえます。顧客にとっての価値が何なのかというと、それだけ継続しているビジネスや会社であれば、多くの人から信頼されているのだなと暗黙の内に理解出来るため、商品やサービスの品質についても信頼性が高そうだと思ってもらえることが訴求された売りや強みの結果になります。

参照:ウェブセールスライティング、二つの基礎要素とは?