ebayやヤフオクでテストマーケティングする方法

ECサイトやネットショップを運営している、あるいはこれから立ち上げようとする場合、自分のサイトで扱う商品がどの程度の市場性や価格ニーズがあるのか知りたいシチュエーションがあります。こうした場合、テストマーケティングをするのが一番ですが、それをebay(イーベイ)やYahoo!オークション(ヤフオク)のようなC2C市場において行うことが出来ます。

ebayやヤフオクで単純に出品して分かること

ebayやヤフオクに単純に自分の扱う商品を出品してみることで、ある程度予測が立つ内容があります。それが価格帯域とニーズの強さです。この二つを事前に知ることで、ECサイト運営中であってもこれから立ち上げる場合でも、どの程度その商材で稼げるのか、稼ぐことが本当に可能なのか、何もしないで自分の感覚だけで販売を始めるよりも余程精度の高い予測を立てることが出来ます。

また、オークションを利用したテストマーケティングの良い点はサイトを作る必要さえないことです。そのため、実際に独自ECサイトや独自ネットショップで商品を販売する際にも収益を上げるかどうかの成功確率までもが変わってきます。

ただし、ここで注意しておかなければいけないのは、実際に独自サイトで商品を販売し始める際には、C2C(個人間商取引)としての市場以外の一般市場から集客しなければいけなくなるので、価格帯域やニーズがテストマーケティングで分かったとしても、ネット集客に対する取り組みには、また別の戦略を持っておく必要があるということです。

オークションのテストマーケティングで分かる価格帯域

価格帯域は、オークション市場でオークション形式での出品の場合には最高落札価格プラスアルファで目安を取ることが出来ます。基本的にC2C市場であるオークションは、一般の市場よりも安い価格が買い手に期待されているため、ECサイトのようなマーチャント(販売業者)として商品を販売するよりも安値であるということを理解しておきます。

したがって、最高落札価格がイコールECサイトで販売すべき価格にはなりません。特にECサイトで商品以外の付加価値―例えばサポートを含むオファーなど―を付ける場合にはオークションで落札された最高価格以上の価格を設定してもきちんと売買が成立し、収益化することが可能です。

オークションのテストマーケティングで分かる市場ニーズ

市場ニーズはオークションの場合、ebay、ヤフオク、共にウォッチリストの数と閲覧数、それから補完的に質問の内容で予測することが出来ます。例えばどのような商品を出品しても、オークションの検索アルゴリズムをある程度理解して出品を行えば、関心のある人はその出品商品を閲覧したり、落札を狙っている人であればウォッチリストに登録してくれたりします。

したがって、閲覧数もウォッチリストの数も限りなくゼロに近ければそれは市場ニーズはほとんどないととっても大きく外れはしません。-新規に市場を創出しようとする場合はこのやり方自体使えませんが-ただし、ここでも注意しておかなければいけないのは、オークション市場で期待されているのは、何かしらの理由があって―例えば中古だから―安く購入出来るはずだ、というユーザー心理です。

そのため、閲覧数は多いがウォッチリストの数が少ないという場合には、市場ニーズはあるが、価格帯域がオークション市場に向いていないと見ることが出来ますし、その逆に、閲覧数は少なくともウォッチリストの数がそれなりにある場合―これは一桁代であったとしても―潜在的な市場ニーズが眠っていると見ることが出来ます。

以上のように、ebayにせよ、ヤフオクにせよ、ECサイトを独自に立ち上げたり、運営中であったりしても商品を販売する前のテストマーケティングを簡単に行うことが出来ます。繰り返しになりますが、オークションはC2C市場であって、実際に独自ECサイトやネットショップで販売する際のB2CやB2Bとは多少性質が異なるということを前提条件として把握しておくと、テストマーケティング後の販売予測の精度が上がります。