競合からスイッチしてもらうマーケティングオファー

ライバルの競合商品、競合するサービスから乗り換えてもらうことに対してインセンティブ(主に割引)を提案するとアクションへの動機づけともなります。主にスイッチキャンペーン等として活用され、競合との比較検討を行うユーザーに対して魅力的な動機づけになります。

競合からスイッチしてもらう提案

現実にはエグいと言われることもありますが、欧米や、日本でも外資系では意外と活用されています。明らかなライバル商品からスイッチさせ、自分を選んでもらうことを目的としたオファー方法です。

例えば、アンチウィルスソフトウェアや年賀状作成ソフト、AppleがMicrosoftに度々行うスイッチキャンペーン、また、昔から有名なのが、クレジットカード、自動車メーカーでも使われています。 主に、「○○業界」というように、市場がはっきりと形成されている環境において、競合とシェア争いをしている時、つまり、どちらの売り手をユーザーが選んだとしても最終的な価値に大差がない場合では、競合他社の顧客も自分の顧客になりえます。

スイッチしてもらう事へのオファー・提案

競合・ライバルから乗り換えてもらう具体的な方法としては、競合商品やサービスからスイッチしてもらうことを目的として、その証明をしてもらうことだけを条件に、割引を行います。当然のことながら、むやみに「競合」や「ライバル」などの言葉を使ったり、単純にライバルを攻撃するような表現を使わないことには注意が必要です。

あくまでも、ライバルよりも選んでもらうことを目的とする意識が大切ですので、例えば、競合する商品名を名指しにするのではなく、商品ジャンルとして、抽象度の高い表現にした上で、「他社製品をお使いの場合には○○をお持ち頂ければ」というように表現します。これは一例ですが、このように、競合名をあからさまにしない場合には、比較的広範囲にキャンペーンを張ることが出来ます。あなたが言わなくても顧客の側は大抵なんのことだか察していますし、わからなければ聞いてもらえるように案内すればすみます。

健全な競争はエンドユーザーにとってもメリットがあることですし、スイッチしてまであなたの商品やサービスを選んでくれるユーザーを大切にすべきなのは言わずもがなです。