Sexist(セクシスト)とFeminist(フェミニスト)

知らない人のためにSexist(セクシスト)とFeminist(フェミニスト)についてざっくりと説明します。これは英語、英語圏の文化など割と大きな範囲でコンセプトとして共通認知されているものです。Metooハッシュタグのセクハラ騒動や事件などのこともものすごく元を辿っていけばこうした意識につながるかもしれません。いずれにせよ、外国人と仕事をしたり顧客として喜んでもらうには今や必須といってもいいくらい重要なポイントです。

Sexist(セクシスト)とは?

まず、Sexist(セクシスト)とはSexが好きな人のことではなく、Sex(性別)によるステレオタイプな人のことを言います。また、Metooタグで告発されるセクハラな人のことでもなく、大抵、男尊女卑の人のことを指し、Racist(レイシスト)と同じようなニュアンスで、概ね望ましくない呼称の英語です。例えば妻は料理すべき。などと言えばセクシストと呼ばれます。

そんな決まりは今やありませんし、普通の欧米夫婦などは一緒にしたりするのがデフォルトだったりします。オーバーに言えば愛の共同作業ですが、感覚としては実に自然で一緒に散歩に行く程度の些細なことです。したがって、料理を一緒にカップルが行うこと程度のことを結構大きなイベントのように思っているような人は、表面的に小さなセクシズムを随分発している可能性もあります。なぜなら、根底にあるのは料理は女がするものという意識があるからです。ただし、ここでのポイントはSexist(セクシスト)とはどういう人のことを指すかだけですから、文化込みの英語として頭に入れておけばいいと思います。

Feminist(フェミニスト)とは?

フェミニストは言葉としては日本でも使われるので聞いたことがないような人はいないでしょう。ただし意味は大分違います。もちろん元は英語ですので日本アレンジバージョンが間違っています。これは明確に間違っているので修正しないと外国人との英会話などの中で意思疎通に誤解が生じます。

日本では女性に過度に優しい人を指したり、ファッションワードの「フェミニン」などではガーリーな雰囲気のことを指したりしますがこれは全然英語圏で通用しない間違いです。フェミニストをものすごくシンプルに言ってしまえばセクシストの逆の人、オープンでフェアな人、それがFemale(女性)であっても。といったところです。もう少し詳しいことを知りたい人はエマ・ワトソンが説明している言葉が日本人には分かりやすいように思います。

フェミニズムとは何かということに対して多くの誤解があり、本質をはき違えている人がたくさんいることをひしひしと感じました。フェミニズムの本質は、女性に『選択肢を与える』ということなのです。フェミニズムは、他の女性たちを叩いたりする棒のようなものではありません。フェミニズムの本質とは、自由であり、解放であり、平等なのです。私の胸とフェミニズムに、いったい何の関係があるのかわかりません。本当に混乱しています。

エマワトソンがフェミニズムについてスピーチした時に胸のあいたドレスを着ていたため、「フェミニズムについて語っているくせに女を強調している」とバッシングを受けました。それに対して主張した言葉なので胸の話が出て来ますが、個人的に私はこれは本当に本質的だと思います。そもそもフェミニズムは女性参政権など女性の抑圧からの解放などで使われてきたものですので、これがごく自然なものだと考えられます。フェミニズムについて知りたい方はご自身で勉強するといいと思いますので割愛します。

セクシストやフェミニストと英語圏の外国人

結局フェミニストの逆はセクシストです。セクシストの逆はフェミニストとも言い切れませんが、オープンでフェアであることはこの両方の英単語とその背景にある文化を含んだコンセプトです。

個人的には様々な考えが外国人の中でもありますし、これらをいちいち主張する人は結構面倒だとも思います。知っていてどう対応するかは個人の自由ですが、知らないで仕事や海外ビジネスの障害やハンディキャップを作ってしまうとすればそれは馬鹿馬鹿しいことです。今日お伝えしたかった一番のポイントは英語のキーワードの意味とそれが極めて一般的な意識としても使われているという日本文化との違いです。つまり、同じ言葉が違う意味合いを持っているという点が最も大きな点で、どのように活用するかは自由ですが、外国人、特に欧米人と仕事やビジネスを行うのであれば、割と必須の英語知識、英語圏の知識だということです。

英語でのマーケティング、ウェブサイト制作など、特に翻訳者を使う場合などでは、その翻訳者が必ずしもこうした意識を持っているとは限りません。したがって、自分で英語のメッセージを作る場合でも、依頼して自分の日本語を英語に翻訳してもらう場合でも、そもそも意識として持っていれば、メッセージの精査に役立ちます。