SEOはSEO対策からは始まらない?

ネット集客の中でも関心の高いものにSEOがあります。SEOは、検索エンジンを利用するユーザーが検索する何らかのキーワードに対して対策を行っておき、ホームページへの誘導につながるよう、検索結果ページに表示してもらうものです。そのため、検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)と呼ばれます。

受け皿のない上位表示など無意味

確かに検索数の多いキーワードで上位表示され、クリック率が高まっていればホームページのアクセスアップにはつながります。しかし反応が取れなければ稼ぎにはつながりません。

一方、検索数が多く競合の少ないキーワードを探すのもひとつの道ですが、検索数がそれ程多くないキーワードでも検索結果の上位表示を着実に行い、クリック率の向上によって多くのユーザーアクセスを獲得するのもひとつです。

いずれにせよ、どれだけアクセスアップが成功しても、どれだけ競合の少ないお宝キーワードを探しあてても、そして、どれだけ上位表示が出来たとしても、最終的に稼ぎに転換する反応がとれなければそのSEOは失敗に終わります。

SEO(検索エンジン最適化)の成果

成果に転換する反応のことをコンバージョンといいます。見込客だった人が顧客に転換することにちなんでコンバージョン(転換)と呼ばれます。

簡単に言ってしまえば最終的なホームページでの反応のことです。

例えば資料請求や購入、会員登録などこうしたアクション全てをひっくるめてコンバージョンと呼びます。また、このコンバージョンにかかったコストのことをCPA(Cost Per Acquisition:獲得単価)と呼びます。

これは、顧客獲得単価のことで、リスティング広告の場合には計測しやすいですが、SEOの場合にはSEO対策費用全体でコンバージョンがどれだけ取れたかを算出する必要があり、多くの場合、三か月等の期間を絞って計測します。

コンバージョン=ホームページでの反応のこと
CPA=一顧客当たりの顧客獲得コストのこと

SEO対策の成果は検索結果の上位表示ではなく、検索エンジンからの集客を出来るだけ多くのコンバージョンにつなげることです。全く検索エンジンからの集客が出来ていない状態ではコンバージョンの前にアクセスアップとなることもあります。

しかし、あくまでSEOの最終的なゴールはコンバージョンを増やすことだというのがビジネスでSEOを活用する上で、最も基本となる考え方です。

SEOはSEO対策からは始まらない

したがって、ネット集客するためのSEOはSEO対策からは始まりません。SEOを始めようとして、現在のホームページに小手先の対策を行うことは始まりではないということです。

SEOはホームページにどのようなユーザーを集めて、どのようにコンバージョンを獲得し、どのように成果につなげるかを考えるところから始まります。

キーワード検索数を市場として、その市場に合わせたホームページを設計するという考え方もありますし、マーケティングを念頭においている場合には、どのキーワードに当てていくのが最適かという考え方をします。

いずれにせよ、SEOはSEO対策から始めたのでは遅すぎ、ホームページの設計段階まで戻らないと、それなりに美しいSEOなど出来ません。

SEOの専門家でまともな人はきちんと教えてくれますが、多くの場合は教えてくれません。理由は簡単で、「そのホームページ作り直しですよ」とはなかなか言いにくいからです。

しかしそれが現実だったりしますので、SEOがSEO対策から始まっていないなと感じたら、タイミングを見てホームページのリニューアルを検討したほうが良いかもしれません。