検索エンジンからの集客:SEO対策とリスティング広告の基礎

検索エンジンから集客を行うこと全般をSEM(Search Engine Marketing:検索エンジンマーケティング)と言い、その中にはSEOとリスティング広告の、大きく分けると2つの方法があります。双方ともに、ユーザーがYahooやGoogleなどの検索エンジンで検索を行い、検索結果ページにウェブサイトへの入り口があることで、ウェブサイトへの誘導が行われます。

検索エンジンから集客する基本的な仕組み

検索結果の中でページ上部の1~3行と右側の列がリスティング広告によるもの、それ以外の大部分がオーガニック検索結果(自然検索結果)になります。
リスティング広告(キーワード広告)の部分に表示されるにはリスティング広告を出稿する以外にはありません。オーガニック検索結果の部分は検索エンジンが独自の評価基準でランキング(掲載順位)決め、検索キーワードと関連が強く、評価が高いと判断しているランキング順にオーガニック検索結果として表示を行います。

SEO対策とリスティング広告の違い

SEO対策とリスティング広告の違いの一つに広告掲載料金がかからないことがあります。そのため、多くのサイトオーナーがSEO対策に取り組み、集客コストの軽減を狙いますが、SEMということをきちんと理解した上で検索エンジンからの集客を行うのであれば、リスティング広告とSEOの優先順位はリスティング広告の方が高くなります。

SEO対策が後回しだとする理由は3つあります。基本的にSEOは不確定要素も多く、ビジネスを行う側としてはコントロールするのが難しい部分がリスティング広告に比べて圧倒的に多いこと。また、結果が出るのが遅いこと。そして、検索キーワードの理解や検索エンジンから集客を行ってウェブサイトで反応を取るという仕組み自体が構築されていなければ、SEO対策で検索順位の1位になってもウェブサイトはビジネスに貢献しないことがあげられます。

SEO対策とリスティング広告を比較した際、SEOが優れている点は、リスティング広告にはキーワード単価の高騰といった事態がありますが、SEOの場合にはランキングの上位に表示され、コンバージョンの獲得出来るウェブサイトとして育っていきさえすれば、継続的にコストパフォーマンスに優れた集客を行うことが出来ることです。

また、検索結果ページの中でリスティング広告をクリックするユーザーとオーガニック検索結果をクリックするユーザーではオーガニック検索結果をクリックするユーザーの方が多いため、ウェブサイトへ集客出来る絶対数が多くなります。尚、SEO対策は自分でやれば無料と考える方もいますが、外注、インハウス(社内で行うこと)に関わらず、ビジネスに貢献するSEOの効果を維持し続けるには運用コストはやはりかかります。

SEO対策の基本的な流れ

SEOは検索エンジン最適化という言葉が示す通り、検索エンジンからの集客を、検索エンジンから評価されるウェブサイトに最適化していくことで行います。ユーザーが何かしらの検索キーワードで検索した際、検索結果として表示されるページの1ページめ、1ページめの中でも出来るだけ上位にウェブサイトへのリンクが表示されていれば、検索をしたユーザーの目に留まりやすく、検索エンジンから検索キーワードを媒介としたウェブサイトへの集客が効果的に行われます。

検索エンジンの検索結果ページは、1ページめの上から順に、検索キーワードに対する関連度の強さ(適切さ)をスコアリング(評価付け)し、評価の高い順にランキングされて表示されます。そのため、ランキングの上位に入るためには、検索エンジンがどのような評価基準をもってランキングを行っているのかを知り、その評価が高まるようにウェブサイトを最適化することがSEO対策の具体的な施策になります。

大きな流れとして、まずユーザーがおり、探したい情報といった検索キーワードがあります。検索エンジンは蓄積した多くのウェブサイト情報の中から、ユーザーの検索意図に適切だと考えられる順にウェブサイトのリストを検索結果として表示します。

サイトオーナーは、どのようなキーワードで検索するユーザーを集客すればウェブサイトの目的とする結果に結び付きやすいのかを考えた上で、そのキーワードで検索された際には検索結果の上位に表示されるようSEO対策を行います。

この検索エンジンに対しての最適化がSEO対策の施策であり、検索エンジンから評価の高いウェブサイトには継続的に検索エンジン経由での集客が行われることになります。