検索アルゴリズムと検索順位に関する基礎知識

Google、Bingなどの検索エンジンはロボット型検索エンジンに分類されます。それぞれ独自の検索アルゴリズムによってウェブサイトのランキングを行い、検索結果順位を決定しています。それでは検索アルゴリズムとはどのようなもので、検索結果順位はどのような方針で決まるのでしょう。

検索エンジンの目的は検索結果の質の高さ

検索エンジンの主目的は、インターネットの発展に伴って溢れてきた玉石混合の情報を整理し、検索をしたユーザーに対して適切な検索結果を返したいということです。インターネットの成り立ち同様に、商用ウェブサイトであるうんぬんは検索エンジンから見れば関係なく、検索キーワードに対して適切な検索結果を提供したいということが根幹です。

例えば、「サッカー ユニフォーム」と検索したのに、検索結果ページが野球のユニフォームに関するサイトばかりであってはならず、サッカーのユニフォームに関する情報、サッカーのユニフォームを販売しているサイト等が表示される必要があります。

検索エンジンにとってユーザーから検索結果が自分の意図としたものと異なるものであればあるほど、その検索エンジンは「使えない」検索エンジンと評価されるため、日夜最適な検索結果を提供できるよう努力を重ねています。

したがって、SEO対策を行う側はこうした検索エンジン側のミッションや哲学を理解し、ターゲットとする検索キーワードの検索結果にふさわしい、つまり、検索結果ページの上位に表示されることが検索エンジンにとっても、ユーザーにとっても価値があることになるよう、理解の上での行動が必要です。
そしてまた、それはランキング上位を狙えるサイトの最低条件です。

検索アルゴリズムと検索結果順位の基本的な仕組み

検索エンジンは、検索キーワードに対して適切だと思われる順にランキングをし、検索結果を表示します。この適切だと思われる順にランキングする仕組みのことを「ランキングのアルゴリズム」と呼びます。

検索結果ランキングのアルゴリズムはまず、サイトを収集し、データベースに蓄積するところからはじまります。これがクローラー(ロボット)によるインデックスです。インデックスとは本の巻末にある索引のようなもので、収集したウェブページを簡単な整理だけをして、ただ蓄積します。

検索が行われた際にはこの、蓄積されたインデックスからどれかを検索結果として表示することになりますが、その際に独自のアルゴリズムで評価付けし(スコアリング)、評価ポイントの高い順にランキングしたものを検索結果として表示します。

検索エンジンのアルゴリズムは検索エンジン側にとってはサービスの基幹となるものなので、常に更新され、より、ユーザーにとって適切な検索結果が表示されることを目指しています。クローラーによって日々追加、更新されるインデックスも同様にアップデートが繰り返されます。

その結果、ランキングはインデックスの更新によって小さな変動、アルゴリズムの更新によって大きな変動をすることがあります。評価付けの仕組みであるアルゴリズムの大部分は公開されておらず、アルゴリズムの内容を具体的に知ることは出来ません。例えば、Googleではおよそ200以上のアルゴリズムを使ってランキングを決めていると発表されていますが、その200種類以上のアルゴリズムの詳細を公開することはありません。

検索エンジンが評価してくれるのは高品質なコンテンツ

そのため、SEO対策は検索エンジンが公開しているガイドラインや方向性を踏まえた上で、試行錯誤を行う他ありません。ただ、基本的には人間にとって役立つ(価値のある)コンテンツが検索エンジンが評価したいコンテンツであるため、どのような検索キーワードであっても、高評価を得るサイトは、第一に、検索エンジンに適切に評価されやすいサイトであり、第二に、その評価基準にのっとり、高い評価を得ているサイトです。

高評価を得るコンテンツとはイコール、ランキング上位に表示されるウェブページです。検索エンジンの気持ちになってさえみれば(考え方や方向性を理解しようと努めさえすれば)、アルゴリズムの詳細は分からなくとも、アルゴリズムによってどのような検索結果を検索エンジンがユーザーに提供したいのかは分かります。ユーザーに対してよりよい検索結果です。

ユーザーが検索結果に満足してくれることを検索エンジンは目指しています。どのような時にユーザーが検索結果に満足するでしょう?検索結果に表示されたウェブページが検索ユーザーにとって役立つコンテンツだった場合、探していたコンテンツであった場合です。したがって、SEO対策を行う側にとって、まず念頭におくべき重要なことは、エンドユーザーに対して高品質なコンテンツを提供できなければ誰も評価してくれないということです。