人生のやり直し

人生のやり直しはいつでも出来るとは、よく言われます。しかし、実際にその場に立たされてみると人生をやり直すのは多大なエネルギーを必要とし、本当にやり直しが出来るのか不安でいっぱいになります。

人生のやり直しが難しい理由

人生のやり直しといっても、実際に過去に遡って同じことを別のやり方でやり直しすることは不可能です。でも、だからこそ人生のやり直しをしたいと思うのもまた事実です。出来ないからこそ渇望するということです。

やり直しをしたくなるのは、大きな失敗をした時、大きな過ちを起こしてしまった時で、なおかつそれに悔いている時です。ああすればよかった、こうすれば良かった、と止めどもなく考えが渦を巻きます。

人生のやり直しを心から願ったとしても、本当に人生をやり直せる人は極わずかです。そうそう都合よく自分のいいように人生を変えられないからですが、その主な要因は自分の人生であっても世界と関わっている限り、周囲との力学が存在するからです。

そのため、人生のやり直しをしようとただ思うだけでは一向にやり直しは出来ず、世界との歪みが大きくなっていってしまいます。自分が進みたいやり直しの道があり、それは分かっている、けれどそれが出来ない。そんな状況が人生には何度か訪れるようです。

人生のやり直しが難しい中であっても

人生のやり直しがどれだけ難しいものであっても、歯を食いしばって、身を引き裂かれるような痛みにも耐え、世界との歪みを修正しようとするのであれば、人生のやり直しは、やはりいつでも出来るのではないでしょうか。必要なもの。それは過去を鑑みた上で前を向き、今この瞬間に対して働きかける行動ではないでしょうか。

人生のやり直しは必ずしもきくとは限りません。しかし、それでも人間はやり直しの機会を自分で見つけ、自分の力でやり直しを行います。そうすることによって自分の人生の価値を高められるからです。人生のやり直しは失敗や過ちを修復するために行うものではないと思います。失敗や過ちを受け止め、そこからどう糧を得て人生を昇華させるかどうかにかかってくるのかもしれません。

人生のやり直しには大変な困難を伴います。やり直しをしようと思ったことのない人にその痛みなど分かりません。それでも、誰もが一度は思うのが人生のやり直しです。そして、それはいつでも出来ることのようです。

人生のやり直しをしようとした時、あなたなら何を思い、何をしますか?