プラス思考は人をダメにすることがある

巷ではプラス思考(ポジティブシンキング)はもてはやされています。確かに多くの局面で物事を前向きに捉えるプラス思考はその後の未来を好転させることも多いのですが、あまりにもプラス思考に囚われている場合、自分をダメにしてしまうことがあります。

プラス思考(ポジティブシンキング)の危険性

悪く言えば、プラス思考とは、ある現象が起きた時にそれを自分にとって都合よくだけ解釈するということです。そのため、周囲の環境のことを考慮せずに、我が道だけを進んでしまう危険性をはらんでいます。

ところがプラス思考信奉者は何でもかんでもプラスにとかポジティブに、と無理に解釈を捻じ曲げ、直視しなければいけない現象としての現実を歪めて考えてしまうことがあります。こうなるとプラス思考は人をダメにします。

人生の困難において、プラス思考を頼りに前を向くバイタリティが必要とされることは多々ありますが、プラス思考をしたからといって行動がそれに伴わなければ、絵に描いた餅にしかならず、一向に状況は好転していきません。

そのため、プラス思考をしながらもある一定の尺度では、現実を客観視する別の視点も持っていなければ、プラス思考によって、困難はジレンマとして、より悪化することがあります。

プラス思考(ポジティブシンキング)は大抵後付け

何事も前向きに、とか、何事もプラス思考で、と言えるのは、大半が過ぎてみればあまり大したことのない問題や課題にぶち当たった時です。プラス思考だけで人生を渡っていける人はそれでいいでしょうが実際多くの人はプラス思考だけで人生を渡ってはいけません。

プラス思考が不要、不毛ということではありません。プラス思考は時として大きな推進力にもなりますので、ないよりはある方が良いこともあります。ただ、それに依存しすぎないことが大切です。

ポジティブに物事を考えられると人生がハッピーになると信じるのも一つかもしれませんが、ポジティブに物事を捉えられない時があるのも人間の人生ですしメンタルです。そういう時こそプラス思考が必要だと思うかもしれませんが、プラス思考は使うタイミングを間違えば、自分の人間性や精神をジレンマとして崩壊させることさえありますので注意が必要です。プラス思考だけで人生はハッピー続きになどなりませんのでタイミングを間違わないことが重要です。