人生はお金か

人生においてお金を稼ぐことは資本主義社会で生きていく以上必要なことです。しかし、これは必要条件であって十分条件ではないようです。よくお金が必要か不要かで論を展開する人がいますが、必要か不要かで言えば必要でしょう。

人生にお金が必要でも

人生においてお金はあくまでも必要なのであって、人生はお金が全てではないようです。つらつらとお金が全てではない例えを述べることはしませんが、人が人生を生きていく上でお金より大切なことは瞬間瞬間で訪れます。

人生において絶望を経験したことがない人や、お金で不自由な目をみた人はやっぱり人生はお金だと考えるかもしれません。確かにそういう面も少なからずあるでしょうが、人生とはイコールお金であるはずがありません。

そもそも、物質的豊かさを得ても精神的豊かさを得るのにお金が貢献する作用はわずかです。ないとは言いませんが、僅かです。お金を稼ぐことは今やいかようにも出来る時代です。それが簡単で誰でも出来るとは思いませんが、環境は昔と比べれば整備されています。

また、長寿の人に話を聞くと、人生にお金は必要だが食うに困らない程度あれば後は別の何かが人生には必要だと言われます。生物学、脳科学的にも、人間は生きている中で目標や目的を失うと、死んだりボケたりするようです。

人生にお金は必要、プラス

人生にお金は必要です。しかしお金だけでも人生は充実しません。お金よりも大切なものとは生きている価値、生きていく上での価値だからです。その過程でお金が必要であることは環境上の当たり前のことであって、人生がお金かどうかという議論自体が人生を浅く見過ぎているとも考えられます。

人それぞれ価値観がありますので、人生はお金だ、という人はそういう時期を過ごしてみれば良いと思いますし、人生はお金ではないと思う人はそういう時期を過ごしてみればいいと思います。

いずれにせよ、人生最期の瞬間に人生はお金だったと思えるか思えないかを想像してみると、ほんの少し、人生とお金の関係に気付けるかもしれません。人生はお金でしょうか?