口コミやシェアを増やす方法は提案でも出来る

友達を紹介してもらうオファーは、厳密には口コミやソーシャルシェアとは異なります。口コミが自然発生的に伝播していくのに対し、友達を紹介してもらうオファーの場合には、顧客に具体的に頼むことによって、紹介を促進します。これは古くからMGMプログラム(Member Get A Member)と呼ばれ培われてきたオファー方法です。

友達を紹介してもらうお礼にギフトを提供する

友達を紹介してもらう顧客とは、既に顧客となっている既存客です。顧客が更なる顧客(顧客にとっての友人)を紹介してくれるために行える最も簡単で、具体的な方法は、紹介をしてくれた顧客、あるいは紹介によって顧客となる新規顧客に対してギフトを提供します。

例えば、セールスレターや発行中のニュースレター、ビジネスカード等を商品に多めに同梱しておく方法があります。あるいは、顧客の友人にも送付するために、現在の顧客から、その友人の送付先(含メールアドレス)を教えてもらい、その謝礼として何らかのギフトを提供する方法があります。

また、友達を紹介してくれた顧客に対してなんらかの割引を行ったり、新たに紹介された顧客に対しても同様にお礼を行うなど、ギフトの提供の仕方はいろいろです。ギフトを提供する以外にも、クーポンなどを使われやすくするために、クーポンに利用人数を設けるのではなく、一人の顧客に対して2~3枚のクーポンを提供することで、顧客自身が配布してくれやすくすることも考えられます。

いずれにせよ、友達を紹介してもらおうと働きかけて初めてこのオファーは動き出し、具体的に顧客は友達を紹介してくれようとし始めます。ウェブサイトのコンテンツ記事下部などにソーシャルシェアリンクがあるのは今や当たり前ですが、そうした共有アクションをお願いすることも出来るのです。

友達を紹介、口コミしてもらう際のポイント

既存客に友達を紹介してもらったり口コミ、シェアしてもらう際のポイントは、売り手の広告宣伝以上に、コンセプトの下地を伝える準備を敷いておかなければいけないということです。例えば、新たな顧客は、友達から紹介されることによってあなたを信頼してくれるため、本来であれば-自らが行うマーケティングであれば当然-伝わっているはずのコンセプトや約束などが全く伝わっていないことがあります。

これを回避するには、紹介してもらう際でも、伝えるべき内容が伝えられる仕組みに気を配ることが肝心です。例えば、紹介の場合にはギフトを提供するというマーケティングモデルを取り入れたとしても、購入にあたってはまずサンプルを利用してもらう、あるいは、紹介の場合には割引する仕組みを持つ場合であっても、紹介はニュースレターの送付に限らせてもらうなどが考えられます。

このように、友達の紹介をお願いしながらも、もう一本別の道筋を整える意識をもっておかないと、「オファーによって紹介はしてもらえるけどズレた顧客が多い」ということになってしまいます。これは顧客になる前の見込客の段階で伝えているべきはずの内容が紹介客には伝わってないからですので、それを意識して伝えようとさえすれば、現在の顧客の信頼と相高まって喜ばしい顧客が新たな顧客リストに加わります。

尚、紹介の際の送付先を教えてもらう場合などについては、実際の送付の際に、誰から送付先を聞いたのかなどを通知しないと、どこで個人情報を入手したのかと不安がられるので注意が必要です。誠実に入手元を伝えて以後送付拒否が簡単に出来るように配慮するのはマナーです。