マーケティングシナリオによる付加価値の物語

付加価値が重要だと言われ、早何十年も過ぎますが、現代の付加価値は単純なバリューから精神的な価値へと変化しています。マーケティングの基礎を理解されている方なら既にご存知の通り、必要なのは精神的価値です。これはウェブであろうとなかろうと同じです。

ストーリーテリングと共感

ハイコンセプトの現代にはストーリーテリングで言われるように、物語を語り、顧客に共感をもってもらうスキルが重要になってきています。全ての小売りはサービス業でなければならない、と誰かが言っていましたが、まさにそうしたビジネス環境の時代が現代です。これはインターネットビジネスを初め、コンテンツマーケティングでは特にそうで、そうでなければソーシャルから評価されるのが非常に困難なことからも分かります。

顧客に共感してもらえない、顧客に物語を語ってあげられない場合、そのビジネスはSEO対策をウェブサイトで行う場合にしても、コンテンツなしで競合と全く同じターゲットに対して同じような訴求をするしかなくなります。そのため仮にネット集客がうまくいっても、サービスの質などではなく、単純な価格競争になってしまいます。

物語のようにマーケティングのシナリオをつくるのは容易なことではありませんが、だからこそ、それが出来ると本質的、精神的価値を顧客に伝えやすくなり、共感を得やすくなります。その結果何がおきるかというと、顧客ロイヤリティが向上しリピーターが増え、収益効率がアップし、信頼されるブランドが形成されていきます。

マーケティングシナリオと物語

マーケティングシナリオとは、端的に言うと、最初に何を購入し、次に何を購入し、その結果どのような精神的充足感や精神的満足感を顧客に与えられるかどうかを売り手側がシナリオとして持っておくということです。そうすれば、毎回ただのディスカウントDMやソーシャルアップデートの通知を送るだけではなく、次はこの商品でこのようにお客様にご満足いただけると思います、というような提案DMが出来るようになります。

また、マーケティングのシナリオに物語性が出来てくると、顧客の人生における価値の切り口が共感を持って伝えられるようになってきます。単純に商材を販売して満足してもらえる商品やサービスを持っているのであれば、まだ何とかなるかもしれませんが、大半のネットショップ、ECサイトではオリジナル商品だけを販売しているわけではありません。そこでマーケティングシナリオが物語のように動き始めること自体がUSPにもなるのです。

マーケティングシナリオによる物語性は独自の強みになる

独自の強みとして、マーケティングシナリオに物語性があるから、と顧客がよってくるわけではありませんが、マーケティングシナリオが物語のように動き始めると、ウェブサイトを初めとするネット集客は全体を通してうまくいくようになります。顧客の創造シナリオが同時に出来上がるからです。

どうしたらマーケティングにシナリオを持たせられるのかは、ケースバイケースですが、まずは扱っている商材(商品やサービス)と真剣に向き合い、この商品なりサービスなりの本質的価値、精神的価値は何か、と自問するところからがスタートです。その上で、それを顧客にとって受け入れやすい順序で紹介していくことがマーケティングシナリオを作るということです。 あなたのビジネス、あるいはウェブサイトでは、マーケティングシナリオを持たせようと本質的価値を見出す努力をしているでしょうか。