ネットビジネスに見る市場ニーズとユーザー心理とは?

ネットビジネスを行う上で欠かせない、インターネット市場ニーズ。また、いくつかの商材、サービスがどのように市場ニーズとマッチし、ユーザー心理はどのようなものなのか、代表的なものを五つばかり紹介します。あなたの扱う商材がないかもしれませんが、あなたの商材のヒントになることはあるかもしれません。

ダイエット商材によるネットビジネスの場合

どこでも売っているダイエット商材ものは例外になりますが、多くの場合ダイエット商品を町に出かけて「私ダイエット商品買いに買い物に行く」と堂々と買いたい人はいません。こっそりひっそりダイエットをしたいからです。

そのため、インターネットのように購入の際に匿名性がある場合、購買意欲が高まります。また、コンビニエンスストアに行っても当たり障りのないものしかないことは知っているので、より適切な商品が存在していることの期待から、ECやネットショップ、通信販売により、商品を探し、購入するユーザーが存在します。

これは通信販売では常識なので、当然といえば当然の事実です。 ただし、市場ニーズとしてボリュームはあってもネット上で誰もが手軽に販売しているような商材を扱っても供給過多となってしまい、配当は少なくなります。そのため、ただダイエット商品を扱えば良いということではなく、ダイエット商品がなぜニーズを生んでいるのか、ということに着眼することが重要です。

ダイエット商品は代表例ですがこれは全般的に秘密にしたい商材に共通します。ネットビジネスのようなEC市場自体は確かにあります。ただし、市場ニーズに応えるよりも、市場ニーズをけん引するくらいの独自性がなければネットビジネスとしては優位性を実感できない市場でもあります。

家具・インテリア商材によるネットビジネスの場合

インターネットのように匿名性があることの優位点は特に見当たりませんが、場所によってはすぐ近くにお店がなかったりすることもあるため、商圏を広く構えられるインターネットでは、地理的に広範囲に渡るニーズをカバー出来ます。また、家具・インテリア商材などの場合、対面販売であればどうしても運送手段を顧客の側が用意する必要が発生します。しかし、ネット通販のようにインターネットで注文する場合、取りにいくような事はほとんどありません。

したがって、配送までを含めて考えると家具・インテリア商材などのような配送が大変なものというのはECを含むネット通販形態に優位点があります。 要は重いものかさばる物、お持ち帰りが困難なものはネット販売、購入に、ユーザーの側の利便があるということになります。

食品・名産品等の商材によるネットビジネスの場合

特別な産地、特別な食品のような商材の場合、ネット市場としてはニーズがあります。つまり、通常では手に入らない何かをネットで探し当てたいという欲求から生まれる市場です。しかし、利用者から見た際にニーズはあっても、それをどうやって探すのかが分かりません。具体的には「普段は食べないうまいものを食べたい」と思ったところで、何を検索ワードにすればそれが出てくるのかが分からないのです。

そのため、市場ニーズはあっても、検索エンジン等からSEO対策などでネット集客を行うのは困難になります。このような商材の場合で検索エンジンを経由したネット集客にこだわる場合、相応の認知コストや広告等の創意工夫が必要になりますが、リスティング広告の方がSEOよりも向いています。

あるいは、ソーシャルメディアなどに代表される口コミやJV(ジョイントベンチャー)・タイアップ、マスコミを活用したパブリシティなど、別の角度からのマーケティングによって、最終的に検索キーワードそのものを生みだし、検索市場自体を形成していくことが遠回りのようで最も着実な道となります。

レア物・独自性の高い商材によるネットビジネスの場合

食品等と大きく異なる点は、「レアではあるが探したいものが明確」、であるという点です。つまり、検索エンジンに入力する検索ワードが利用者にとって分かっている場合です。こうした商材の場合、希少性等も含めて非常に強いニーズがあり、存在期待の高さからも、インターネット優位性が有効に働くことが多いです。レア物や独自性の高い商材とは、オリジナリティがあったり、アイデンティティが明確な商材です。

また、このような商品やサービスが、明確な言葉(検索キーワード)として認知されている場合というのは、商品名などだけではなく、悩みや業種名、ブランド名なども含まれることが多く、検索キーワードも多数に渡り、着実なネット集客が見込めます。

法人向け商品・サービスでのネットビジネスの場合

法人向け商品やサービスはインターネット上で最も市場規模があります。理由としては法人のネット利用率は99%であり、取引高も高額になりやすいからです。また、法人に属している人、つまりサラリーマン向け商品というのも同様に市場があります。ただし、市場規模があることと、市場ニーズがあることとは区別して考えなければいけません。

市場規模がいくら大きくとも、あなたの扱う商品がユーザーの求めるニーズから大きく離れていれば、ビジネスは成立しないからです。そのため、法人向け商品やサービスの場合には、特に、商品のための啓蒙活動やインターネット以外でのマーケティングミックス、アプローチが必要となることがあります。単純に市場があることが広く認知されている市場は、競争相手も多くなります。企業がホームページを持つのはいまや当然であり、ホームページを持つ事だけにインターネット優位性はほとんどありません。

しかし、そこがゼロベースとなります。その前提で、ネットやサイトをさらに上手く活用したり、他の営業活動とのプロセスミックスを試行錯誤していくことで、法人向け商品やサービスは継続的取引と比例して大きく利益を生む可能性を秘めています。

インターネット市場のニーズとユーザー心理のまとめ

それぞれ特徴的な要素を抜粋したにすぎませんが、インターネット市場の持つニーズを知り、ユーザー心理を理解すればするほど、ネットビジネスは成功します。これらのポイントを抑えつつ、自分の商材、サイトなどで、ネット集客を実現し、具体的な成果を獲得出来るようになって頂ければと思います。