ソーシャルメディアから自然に被リンクをもらうために

ウェブサイトのブランディングにもSEO対策にも一定の効果が期待でき、継続的に価値があるのがソーシャルメディアからのリンクです。ソーシャルメディアとは、個人のブログをはじめ、ソーシャルネットワークやQ&Aサイトなど全てのネット上のコミュニティ等のメディアを指します。

自然リンクは自然に貼られていく

取り組みによって獲得出来る被リンクはリンク構築(被リンク対策)でお伝えしたものが全てです。残るは、SEO対策の王道である自然リンクが徐々に張られていくよう、魅力的なコンテンツを掲載し、ウェブサイトを育てていくことです。
これは被リンクを獲得するための小手先のテクニックではなく、ウェブサイト全体、コンテンツ提供に対する取り組み全体への考え方です。

現在、個人ブログは数多くあります。そうしたブログの中で自分の出会ったどこかの商品やサービスをブログ記事の中で紹介し、リンクを張ることがあります。情報についても同様です。ブログ以外にも、「Yahoo知恵袋」、「はてな」、「教えてgoo」のようなQ&Aサイトや、価格.com等のように商品レビューを投稿出来るサイトなど、個人の方々の考えや言葉の中に参照サイトや推薦サイトとしてリンクを張ってもらえることがあります。

また、ソーシャルブックマークやSNSの公開ページのように、個人の方のお気に入りサイトやお気に入りページをネット上で共有するサービスからも、リンクは張られます。
こうした自然リンクが少しずつ増えていくことで、あなたのサイトはブランド化され、SEOにも強くなっていきます。

SMOは用意と準備くらいしかできない

こうした個人の方々の意見や共有される評価によって作られる無数のリンクは、全てコントロールすることは到底出来ません。しかし、それに対して配慮を行い、出来る限り好意的な評価やリンクを多くしてもらえるように最適化することは出来るかもしれません。それを、SMO(Social Media Optimization)と呼びます。

具体的には、リンクを張ってほしいサイトのURL等を適切に伝えておけば、何もお願いしていないウェブサイトよりも、リンクを張ってもらいやすくなります。これが、技術的なSMOとなり、それ以上のことはほとんど出来ないと理解することが肝心です。自然リンクは、ウェブサイトを魅力的に育てていくことで、次第に張られ始め、徐々に検索エンジンから認知されることで検索エンジンからの評価につながっていくものです。本質的には、SMOは話題を提供したり、口コミしたくなるようなユニークで魅力的なコンテンツを提供することです。

ソーシャルメディアのための技術的な側面

アンフェアなやり方でソーシャル(社会)と向き合っても、ソーシャルの反発をくらう結果になるだけです。したがって、自然リンクを多く集められるようウェブサイトを魅力的にすること以外には、自然リンクを張ってくれる人に対する配慮を忘れないようにすることしか出来ません。

例えば、ウェブサイトのトップページにリンクを張ってもらいたいのであれば、「<a href=”http://www.example.com/”>サイトタイトル</a>」というように、リンクを張ってくれる人が簡単にリンクを張れるよう、HTMLコードとアンカーテキストを含めて案内しておきます。

特定のウェブページや特定のサイトメニューの場合にも同様で、 「<a href=”http://www.example.com/menu-title1/”>メニュー1タイトル</a>」や、「<a href=”http://www.example.com/menu-x/page-title.html”>ページタイトル</a>」のように、そのままコピー&ペーストをしてもらえればよいようにしておき、かつ被リンクとして役立つよう、案内をすることは出来ます。こういう時に結局重要になってくるのが、URLの分かりやすさアンカーテキスト(ページタイトル)の簡潔さだったりしますので、SEOの全てはやはりつながっています。

相互リンク、リンク集登録について

相互リンクやリンク集も言ってみればソーシャルメディアの一つかもしれません。しかし、全くサイトテーマに関連性のない相互リンク、リンク集登録については、優先順位はかなり低く、時間の無駄、サイトのマイナス要因になりかねませんので注意が必要です。ただし、関連テーマサイト、同業他社のサイトとの相互リンクは過剰でなければ価値があります。

価値があるかどうかの判断基準は、SEOの検索結果順位への効果以前に、そこにリンクがあることで人間のユーザーによる流入があるかどうかです。

したがって、相互リンクをやたらとすることで、外部リンクを増やし、検索エンジンからの評価を上げようとするのは、SEOの王道から外れるばかりか、検索エンジンからのペナルティ対象ともなりかねません。確かに、被リンクは多いにこしたことはありませんが、一定の働きかけによって獲得できる被リンクは、トラストリンク、オーソリティリンク、関連テーマサイトからのリンクが優先順位の上位です。

リンク集への登録は無料のものも多くやたらとやりたがる人もいます。しかし、そのリンク集自体が評価されていなければジャンル分けされていても、個人ブログからのリンクとさほど差はありません。したがって自然リンクを待てば良いのです。

アンフェアな被リンクは評価され続けない

数百、数千のサイトからのリンクを張るというサービスは、リンク売買であるため、その販売業者サイトはもちろん、検索エンジンのペナルティ対象となります。また知らずに購入していても、現在はリンクを張られたホームページもペナルティになる可能性が高まります。そもそも、無関係なサイトから多数のリンクを張る効果はなくなっています。したがって、お金を払って、わざわざ自社のホームページに悪影響を与える行為になりかねません。

プロモーションに該当するリンクは、そのリンクで少なからずユーザーからの間口が広がると合理的に考えられるかどうかです。品質の低いサイト100個からのユーザーのアクセスは通常ゼロですから非合理的です。したがって、トラストリンク、オーソリティリンク、関連テーマサイトからのリンク以外のリンクで、有料無料を問わず、働きかけによって獲得出来るリンクというのは、ない、と知るべしです。

アンフェアに被リンクを獲得しようという根本的な考え方を変えないと難しいと思いますが、一応補足しておきます。繰り返しになりますが、「良い論文は別の良い論文から引用、参照されている(良いサイトは別の良いサイトからリンクを受けている)」の基本精神が検索エンジンがリンクというものを支持に見立てて評価対象にしようと考えた根幹です。適切にインターネットソーシャルから支持を受けるサイトに育てましょう。

参照:リンク構築(被リンク対策)によるSEO外部施策