ビジネスの本質的価値によるウェブサイトコンテンツ

例えば、人生の後半にさしかかった人がインターネットで新たな友達を見つける。あるいは新たなコミュニティを発見し、その中で新たな考えや意思の疎通をすることで喜びを見出すことはバーチャルでしょうか。

これを現実ではないという人はインターネットが当たり前の現代の理解が不足しています。仮に、一生、対面的コミュニケーションがないとしても、精神的に交わることが出来、そうした場所が現実に形成されていたり、創造したり出来るようになったことは、現代のインターネット上の、まぎれもない現実です。

コミュニケーション論ではなく、存在期待

対面的に会いたければ会えばいいだけの話で、会うほうがいい、会わないほうがいいというコミュニケーションチャネル論とは別に、価値観や思考を交わせること自体にも、価値というのは存在しています。ソーシャルネットワークがいい例です。

また、自分の興味を持ったことは「ネットなら何かあるかも」と感じたり、自分の価値観を確認したい時に「ネットで検索すればみつかるかも」と感じることは、今では当たり前のスタイルです。その結果、こうした精神的価値の発信源となるウェブサイトやコンテンツが、より強く、より成立しやすくなりました。単純にビジネスをインターネット上で宣伝すればいいということではありません。

これは、オンライン、オフライン問わず、精神面での本質的価値を提供できなければ廃れるということのサインだからです。 では、どうすればそのような価値を提供することが出来るのでしょう。

答えはシンプルです。自社や自分のビジネスと、現実世界との関係を知り、意味を理解することです。その上で、現実の世の中、世界と関わるあなたのビジネスが発信すべき、精神性の高い本質的価値を設定することです。それが価値の高いウェブサイトになり、コンテンツの一つになります。

ビジネスの本質的価値

ビジネスの本質的価値は、時代や環境にそって、イノベーションすることで、絶大な恩恵を受けることが出来ます。単純にこの本質的価値を定義するためには、「私のビジネス自体が顧客に提供する感動(価値)は、何だろうか?」と自問してみることで分かります。

この解こそが、ビジネスの本質的価値、精神的価値になるものですが、ここで、ビジネスが提供する本質的価値について、整理しておきましょう。

目に見える商品が料理であっても、顧客が得る感動の源は、料理の味や盛り付けだけではありません。値段、接客する人の温かさ、店の雰囲気等まで含めた全体です。テレビを売っていても、顧客が買うのは、それを活用して観る時の自分の生活の変化や楽しみです。

家を売っていても顧客が感動するのは、その家ではじまる新しい暮らしであり、ゆとりかもしれません。保険を売っていても顧客が買うのは証書ではなく、安心であり、税理サービスを売っていても、顧客が得るのは数字の認識とそれに伴うノウハウ、お金の大切さかもしれません。ブランド品を売っていても、顧客はブランド品という物質ではなく、それを身に着ける自分、それを購入することの楽しさを感じているかもしれません。

こうして、ビジネス自体が提供するレベルで顧客との関係、顧客に対する感動や価値というものを考えはじめるだけで、見える景色はとてつもなく大きく変化します。

ウェブサイト、コンテンツは顧客に愛されているか?

多くの売り手は、自社のビジネスは商品を売ることで成り立っていると考えています。しかし、それこそがビジネスが愛され続けない原因です。単純に取引だけであればそこに愛情も精神性もないかもしれませんが、ビジネスになればこれは違います。やはりそこには顧客がいて、顧客からは愛され続けなければ存続出来ません。そして、愛されるために必要なのは、やはり最初にあなたの側が愛情や情熱を持って提供する本質的価値、精神性を伴う本質的価値です。

何もないと感じるのであれば、見出したり、定義するしかありません。自社のビジネスを磨き、顧客を愛し、与え、さらに顧客に磨かれて、そうして成長するのがビジネスです。そして、それをウェブサイトで発信するのがコンテンツです。