イノベーション

イノベーションとは、変えること、変わることによって価値を高める活動、または行動のことです。イノベーション=技術革新とされることが多いですが、これは本来のイノベーションの意味とは違います。

イノベーションとは?

元々、経済学者のジョセフ・シュンペーター氏がこの言葉を創りました。創った理由は、インベンション(発明)と区別するためです。 発明はそれ自体が実行することとイコールではありませんが、イノベーションは活動であるので、実行を伴います。

前述したように、イノベーション=技術革新として説明されることが多いですが、これは本来の意味とは違います。 日本では高度成長時代に言葉が広まったため、技術の話と混同されがちですが、小売業の流通イノベーションのひとつの事例がスーパーであり、コンビニエンスストアであるように、マーケティングのイノベーション、価格体系のイノベーション、商品デザインのイノベーション、セールスモデルのイノベーションとビジネスの活動のコアな部分に関係する活動です。

イノベーションの意味を読み解く

つまり、イノベーションが本来意味することは、生産、新商品開発などにだけ関係するわけではなく、販売にも流通にも、組織にも、もちろん人間個人にも関係します。 似ている言葉にアップグレード、改善(Kaizen)があります。

アップグレードは追加や改良、延長線上にあるもので、蝶の成長で言えば、さなぎが大きくなることを指します。改善は延長線上ですが、一部が別の内容に改変されます。積み重ねることでより価値が増し、蝶の成長で言うと、さなぎの色が変わる、さなぎに模様がつくといった状態です。

イノベーションは延長線上にあってもジャンプしたり、延長線上にないこともあるほど全体的に内容が変化します。積み重ねは出来ません。さなぎが蝶になる、変態を指します。 したがって、イノベーションとは、価値を高める新たな未来のための変態、または変身のことです。尚、イノベーションに必要不可欠な土台は価値を高めるという思想です。これがない活動、行動のことは変更といいます。