短期間で人が変われるとすれば

短期間で人が変わるのは大変に難しいことです。なぜなら繰り返し刷り込むようにして初めて人は変わっていくからです。また、事を終えたり、ふんぎりをつけることに対して、いつまでも保身にすがるあまり、結局破滅することがあります。破滅の理由は様々ですが、大半は自分への言い訳を、自分への最善だと言い聞かせ、ループを繰り返すからのようです。

短期間で人は変わる?変わらない?

短期間で人が変化出来るという幻想のループ地獄だけに陥ってしまうと抜け出すのはそうそう容易ではありません。しかし、変われないとしたら第一の原因は、現状にしがみついていることかもしれません。となると、出来ることは何でしょう。目の前にしがみついていることから離れる、終えること、こうした離脱は、人生が完了することではなく、新たなフェイズをはじめるということにならないでしょうか。よく言いますよね、前の恋を終わらせるには新しい恋を初めよ、と。

一方、短期間に人が変わることが不可能ではないことは随分と目の当たりにすることができます。変わる人と変わらない人の一体何が違うかといえば、考え、行動をするかどうかだけです。

もし、現在の状況ではない違う状況だったとした時の理想的な状況はどうか、と質問してみる。現在の状況を作り上げた原因に別のアプローチを今からとれるとしたら何をするか、と質問してみる。答えはそう易々と手に入らないことも多いかもしれませんが、それぞれの答えは異なる意味を持つことでしょう。

短期間での変化の仕組み、必要なこと

目の前にグラスがあり、それを手にとると、グラスの位置は変わります。極めて単純なことですが、物事に変化させるために必要なのは、「その未来の現実(この場合でいえばグラスを手に取り引き寄せる)を明確にイメージして、その為に最短の行動(この場合グラスに手を伸ばし、つかむという動作)をする」ことだけです。

したがって、グラスを、変えたい現実、変わりたい自分に代入してみると、変化をするために必要な行動が見えてくるかもしれません。見えてくればそれを淡々とこなせば現実が後からついてくるはずです。

仮にグラスに手を伸ばす直線上に、なみなみと水の注がれた別のグラスがあったら、倒してでも取るか、どかしてから取るか、よけて取る か、あるいは誰かがどけてくれるのを待つか、蒸発するまで待つか、などいろいろとオプション(選択肢)はあります。どれを選ぶのも自分の自由です。短期間で人が変われるとすれば、何が必要でしょう?