善意の協賛、共感を募る集客はブランディングにつながる

慈善事業を行う以外にも、人の善意をまとめる、善意の協賛や共感を募る集客方法によっても可能です。具体的には、購入者に対して、割引やギフト、特典といったものを提供する代わりに、社会的意義のある慈善活動への寄付を募る、または寄付を約束することで、アクションへの動機づけを行います。

善意の協賛、共感を募るマーケティングの本質

慈善活動を食い物にするのではなく、実際にその収益金によって救われる何かがあることを適切に伝え、そうした理解を求め、それを約束することによって、ユーザーの中に、共感が生まれます。これが、「ミッション/コーズとは?」にもあるコーズ(大義)となります。

ライバルとの違いが明確ではない、同じような商品やサービスであれば、こうした活動への参加が同時に行われる方にしようと単純に考えるユーザーは多くいます。元々、潜在的に持っていた社会貢献の気持ちを活動への参加という形で具現化したいという意識を持つユーザーもいます。そのため、適切に伝えることが出来れば、競合よりも選ばれやすくなるのが特長です。

共感してくれた賛同者への礼節は必須

慈善活動への協賛や寄付を募るような場合、寄付者の公表をすることで賛同者の名誉を称えることも出来ます。また、寄付の結果を証明することで、慈善活動が実際に行われている信頼感を伝えることが出来ます。こうした、信頼性と必ずセットにすることは、信頼感の醸成というよりも、賛同者への礼儀です。

尚、確固たる考えがないまま、手当たりしだいに慈善活動への協賛を募ってしまうと、共感が得られないどころか悪評を助長することになるため、なぜその活動を行うのか、なぜその活動が社会的意義があるのか等の、ポリシー、説明は必須となります。またそれが作れないのであれば実際には表面的に意義のありそうなことを使っているだけと誰もが分かりますのでそもそもうまくいきません。

いずれにせよ、善意の協賛や共感、賛同をマーケティングに寄与させるのは信念が必要な集客方法であり、仕組みです。そしてうまく共感を集められればそれは存在意義、つまりは社会の中でのブランディングへとつながります。信念のないビジネスは長くは続かないこと、社会的意義のないビジネスはネット市場であっても退場を迫られます。そうしたことも加味した場合、やらずとも考慮には値する集客方法であり、仕組みではないでしょうか。