ビジネス英語での感情表現

英語のテクニカルな点でスピーキングやリスニング、英文ライティングやリーディングがどれだけ出来てもメッセージに内容がなければ英語を使う意味も場面もありません。誰もが英語を勉強し、英語圏の文化を含めて学習していくと次第にわかってくることですが、ビジネスや仕事での英語には論理的思考力や説明力だけではなく、感情表現が不可欠です。

ビジネス英語や仕事での英語と日常英語の違い

そもそもビジネス英語や仕事での英語と日常会話のような英語とどれくらい違いがあるかを考えてみると、実際のところあまり違わないことが分かります。例えばLoveという英単語について知らない人はいないかと思いますが、Loveという英語をビジネスや仕事、日常的な英会話で使わないのなんて役人くらいのものじゃないでしょうか。

例えば、I love it。は「それ好き」という程度の意味で使われます。この映画好き?この商品はどう?などの返答としてI like itではなく本当に好きであればI love itと言うこともしょっちゅうあります。すごく単純な話、英語圏、欧米文化では、日本人のよそよそしいものと比べれば感情表現が豊かでオーバーだということです。

そうなってくるとビジネス英語と日常会話のような一般的な英語と何がどれくらい違うのでしょう?私の答えはあまりかわらない。です。ビジネス英語と呼ばれるようなビジネスや仕事の場面でないと使わないフレーズや英単語はあります。が、ビジネスや仕事をきちんと分かっているとは承知している通り、ビジネスや仕事に日常は含まれます。例えば、商品説明をする時に日常のどんな場面で、などを説明したり表現したりするかもしれませんし、恋愛シチュエーションやいかにロマンティックかを表現するかもしれません。そんなことはないと言うような人はビジネスやコピーライティング、コンテンツライティングを知らない人くらいです。

また、逆にビジネス英語を日常にユーモアとして取り入れることだってあります。例えば「出勤」はビジネスの場面での単語ですが、日常会話の中で「私、これから友達の所に出勤しないといけない」と言うことができます。同僚であれば通じるようなもっとテクニカルな言葉だって沢山あるでしょう。こうなってくればくるほど境界線は曖昧です。したがって、対して違わないと考えて置いたほうが後々トータルで良いと思います。

英語で感情表現が出来なければ英語にならない

何かについての報告書をまとめたり、論文を書いてスピーチする程度のアカデミックな内容であれば感情表現は不要かもしれません。しかしそれでさえも多少のユーモアはあるのが普通ですし、感情表現程度出来なければユーモアさえいれられないでしょう。はっきり言ってしまえばかたっ苦しい英語にしかならないということです。

かたっ苦しい日本語が全てにおいて適切ではないように、自然に人に伝えるには感情表現が多々含まれます。言っていることは分かるけどつまらない、あるいは、固すぎる、というような状態です。そのため、ビジネス英語であってももちろん日常英会話のような場面であっても、基本的な英語(特に英文法)を身につけた次のステップは、さらに難しい英文法を覚えることではなく、豊かな感情表現を身につけることになります。

では英語での感情表現とは具体的に何かというと、大雑把に言ってしまえば結局のところ、詩的センスや芸術感覚に通じるものだと、私個人としては実感しています。「美しい」や「ありがとう」を、定型句の英語のフレーズや英単語、形容詞として何種類も知っていてもあまり意味がありません。そこに理由や個性ある表現が含まれると単純な言葉がメッセージなります。メッセージにすらなっていない言葉の羅列はビジネスや仕事においてほとんどやくに立ちません。

英語圏の外国人と仕事やビジネスをしているとホームパーティやビジネスランチだってあります。B2Bだけに限らずB2Cでも店舗型のビジネスであれば感情表現豊かな英語を使われることも使うことも多々あります。したがって、ビジネス英語、と括ったとしても、英語の勉強、と括ったとしても、英語の基本的なこと(英語・英文法の勉強は英文法から)を学習したら、次のステップは感情表現を磨くことだと知っておくと良いかと思います。