小冊子、PDF配布によるコンテンツマーケティング

専門的な知識を必要とするサービスや、高額で購入までに時間を要する商材を扱っている場合等、前提知識、専門家としての位置づけの両面から見込客にアプローチするのが、無料小冊子、PDFブックレットを配布する基本的なコンテンツマーケティングの取り組みです。

コンテンツによる啓蒙活動は常に行われている

キリスト教が、聖書というものを配布することで、啓蒙活動を強固なものにしていったことは誰もが知っている通りで、同様に、住宅設計のPDF、家庭で出来る運動法に関するPDFブックレット、体験談をまとめたPDFブックレットなど実に様々な小冊子(ブックレット)によって啓蒙活動、コンテンツマーケティングがなされています。

小冊子は、前提知識として見込客に伝わることで、購入の際までの質問がなくなるうえに、価値基準を明確に伝えておくことが出来ます。前提知識がなければ、あなたがどれだけ高度な専門性による品質の高さをもっていてしても理解されず、価格妥当性も分かりません。しかし、啓蒙活動を行うと、前提知識が見込客の側にも備わるため、専門性が高いことを理解してもらえ、良きアドバイザーとしての評価を得ることが出来ます。

結果、新たな価値基準やアドバイスを授けてくれる売り手(エバンジェリスト)に対する権威付けがなされ、競合との広告合戦とは一線を画すことになります。古くから活用される王道の啓蒙手法ですので、効果は実証済みです。

小冊子(ブックレット)配布のポイント

小冊子配布のマーケティングモデルを活用する際のポイントは、その冊子単体で、冊子読者に充実感を芽生えさせることです。これをすっとばして小手先で小冊子を配布してもうまくいきません。

例えば、一人で悩んでいた悩みがすっきりと晴れるように光明が差す、悩んでいるのが自分だけではなかったことが分かり安堵する、というように、少なからず世界が違ってみえるようになるかどうかが、その小冊子なりPDFブックレットなりが成功するか否かの分岐点です。

したがって、あなたが持つ専門的知識やアドバイスによって、解決できる特定の事柄に絞り込んで、そのハウツーを書き込めば良い冊子になります。基本的なことですが、解決できる悩みを絞り込むこと、タイトルを分かりやすくすることで、訴求力のある小冊子になります。

また、何かのオマケに小冊子を配布するのではなく、小冊子を提供するコンバージョン設計に注力するのがポイントです。具体的には、小冊子の魅力を伝え、小冊子の申込を受け付けるためだけにフォームなどを用意します。また、小冊子の最後のページに連絡先は必須です。

小冊子(ブックレット)配布の別側面

小冊子(ブックレット)はPDFのオンライン版でも印刷したオフライン版のどちらでもほとんど同じで、口コミが広がりやすくなります。入手した人が友人、知人に見せやすいからです。尚、日本ではオフラインの印刷物の方が権威づけがなされることが多い点と住所等の顧客情報までが確実に獲得出来る点は大きく違います。そのため、地域商圏ビジネスなどでは印刷版の方が功を奏すことが多くなります。

また、冊子の品質が高く、見込客の悩みを解決するレベルのものであれば、有料化も出来ます。例えば、書籍として販売されてもおかしくないようなクオリティの小冊子やPDFブックレットであれば、それ自体を有料にすることも出来ます。尚、有料化は稼ぎを増やすためにやるのではなく、そうすることによって無料だから欲しがる冷やかし客をスクリーニングするために行います。本当に見込客にとって役立つ小冊子を活用してあなたのビジネスの啓蒙活動に役立ててみてはどうでしょう。