ECサイトのカートはどういうのがいい?

ECサイトやネットショップにはショッピングカートシステムがつきものです。カートを導入してECサイトを構築することをECサイトの作成だと思っている方も多くいます。それ程重要なECサイトのショッピングカートですが、一体どういうカートが良いカートなのでしょう。

売れるECサイトはカートで顧客をとりこぼさない

売れるECサイトはカートの部分で顧客をとりこぼしにくい設計になっています。具体的には、戻ったりすることも、カートの中を入れ替えたりすることも自由で、なおかつ、別ページに飛んだりなどしません。

逆説的に言えば、悪いECサイトのカートとは、まず第一に別サイトに飛んでしまいます。具体的には決済代行のサイトになりますが、この場合、下手をするとユーザーが戻ってこれなくなってしまいますので、相当気を使わないと、せっかく購入してくれようとしたユーザーまでも取りこぼしてしまうことになります。

したがって、売れるECサイトでは外部のお手軽ショッピングカートで安物買いの銭失いをせず、自前でユーザーにとって使いやすいショッピングカートシステムを構築します。これは物販のカートに限らず、不動産業等の物件検索問合せシステム等も同様です。要は一覧リストの中から何かを選んでカートに入れてもらいそれを最終的なゴールとなる購入や問合せに至ってもらわなければいけないので、そのために出来る細心の注意が払われているということです。

売れるECサイトはショッピングカートが利用しやすい

売れるECサイトの内ショッピングカートの部分では、利用のしやすさも売上に大きく関わる要素の一つです。利用がしやすいというのは、何をどうすればカートに入れられるのか、カートに入っているかどうかをどう把握できるのか、カートに入った後購入するにはどうしたらいいのか等、ショッピングカートそのものがきちんとECサイトと連携していなければ、ショッピングカートがいかに高機能であろうとも利用すらされません。

分かりづらい画面遷移になってしまっているショッピングカートというのは意外に多く、それだけで購入というアクションを逃してしまっているのです。これは非常にもったいないことで、そうしたユーザーがどうするかというと、サイレントクレーマーとまではいかずとも、どこかもっと利用しやすい別のECサイトへ行ってしまいます。

つまり、ライバルのために宣伝だけしてあげて、購入はよそで、という頭が痛くなるような状況が発生してしまうのです。 これはGoogleアナリティクスなどで解析をすればすぐに分かることですが、不便なのかどうかというのは、前述したように、顧客をどの段階でとりこぼしているのかを確認すればすぐに分かります。

ショッピングカート次第で売れるECサイトにもなる

ところで、現在のショッピングカートが不便な場合どうしたら良いのでしょう。答えは当たり前のことであり、残念なことですが、カートシステム自体を変更するのが一番手っ取り早いです。自前のショッピングカートにはコストもかかりますが、ASPの場合であれば変更することはそれほど難しくありません。

売れるECサイトのショッピングカートはユーザーを取りこぼしにくく利用しやすいカートシステムです。段階を追ってバージョンアップしていくのも一つです。重要なことは、盲目的に特定のカートシステムが最適だと思わないことです。ショッピングカート次第で売れるECサイトにもなります。そしてそのさい、大抵はECサイト全体のリニューアルよりも安いコストで済みます。むやみに変更をしても仕方ありませんが、カートの選び方次第ではECサイトの売上が変わることは念頭に置いておいた方が良いでしょう。