コンテンツマーケティングによる継続的な交換

ウェブサイトやブログ、あるいはソーシャルメディアなど、形態は何にせよコンテンツマーケティングの一環で情報発信をする際には、ただ情報を発するだけではなく、「継続的な交換」の考え方をもって取り組むと、顧客ロイヤリティが高まるだけではなくビジネスモデルなどのビジネス全体の改善にも貢献します。

コンテンツの発信とフィードバックのスパイラル

コンテンツマーケティングに限らず、コンテンツを発信した結果返ってくるフィードバックを受取ると、コンテンツの発信側は、顧客である相手のことをこれまで以上に考えるようになり、その逆も同様です。独り言を聞くより対話する方が実感があり、嬉しいと思う人は多いからです。したがって、フィードバックを取り入れることで、あなたの発するコンテンツや意見に新たな価値を付与することが出来、これからどのように伝えていけば良いのか、改善の余地が分かります。

どんなにコンテンツマーケティングがテクニカルに上手くとも、受け手のフィードバックを全く無視していては、独りよがりになってしまいます。しかし、受け手のことを考えて常に自分のメッセージやコンテンツそのものを改善していく姿勢を持っているのであれば、結局は、発信側と受信側が、より深い関係性を築くことになります。コンテンツマーケティングでも肝の部分ですが、コンテンツが顧客や見込み客の役に立つことで、顧客との関係性が深まります。つまり顧客ロイヤリティの向上につながります。

また、コンテンツライティングの面でも、コンテンツを発信し、そのフィードバックを次に発信するコンテンツの内容に活かしていく姿勢をもっていると、ライティングの質自体も高まります。継続的にライティングし、それを発信していくと頭の中や、メッセージが整理されていきますし、深まっていくからです。

継続的なコンテンツが顧客ロイヤリティを高める

ビジネスには顧客が必要ですが、顧客にとって売り手は代替がきくことが多々あります。 それでは、一体何が売り手と顧客をつなぎとめるのかいえば、プラスアルファの何かです。例えば、今、インターネットを利用してビジネスを行うのであれば、特に、情報価値(知価)になります。

そもそも見込み客以前の人はあなたの存在自体を知りませんし、存在を知ったからといって、全く事前情報のない段階では、警戒心の方が先に立ちます。また、商品やサービスを購入するにしても、その付加情報の多くを先に得て、納得した上でなければ通常は購入や利用というアクションに至りません。

しかし、コンテンツマーケティングのような取り組みの中でコンテンツを発信し続けると、仕事やビジネスに対する思い入れも、あなたの人柄や個性も、全て発信するコンテンツの中に含まれていきます。したがってコンテンツは単純な情報ではなく知価として作用し、それはやがて個性となって顧客とあなたを結びます。

ウェブサイトやブログ、ソーシャルメディアのようにインターネットでのコンテンツは初めは顔の見えない者同士、手探りの状態です。しかし、コンテンツを通して、顧客と対話していくこととは、結局はビジネスの個性を継続的に伝えることになり、顧客にとっても顔の見える相手になります。機械的に得体のしれないところから何かを購入したり、利用に踏み切るのと、信頼できる個性を持った相手から、どちらが顧客にとって喜ばしいことでしょうか。