商品やサービスの売り方でユニークさも変わる

商品やサービスのオリジナリティ、ユニークさは大切です。画期的な商品やサービスである方が顧客を掴むのは簡単です。しかし、そうでない商品やサービスでも売れることがあります。場合によっては、商品やサービスが良いのに、それにこだわりすぎるあまり、売れないこともあります。

売り方によって売れるかどうかが変わることもある

現代の消費者の生活の中には、ありとあらゆるものが、溢れています。利便性を追求したり、欲求を満たしたり。楽になろう、豊かになろう、と。もちろんこの先も、画期的な商品やサービスがでてくることでしょう。しかし、スモールビジネスやマイクロビジネスはなかなか開発にお金をかけたり、その新しい商品やサービスを市場に認知させるための多大なる労力、コストをかけれないこともあります。

こうした状況を打破し、リスクを下げながら収益を上げるには、いくつかの方法があります。その内の一つが、新しい商品やサービスを開発する前に、まず売り方を変えてみることです。売り方を改善するだけで売れるようになることがあるからです。

本当に良い商品や良いサービスにも関わらずあまり売れないのは、なぜかというと、その良さが伝わっていないからです。そのため、そういった場合には、売り方の切り口をほんの少し工夫するだけでいきなり売れ始めることがあります。

商品やサービスの売り方の切り口を工夫する

売り方の切り口の内、簡単なものを二つほど紹介します。一つ目に誰のためかを明確に。二つ目にシチュエーションを明確に。です。

一つ目の誰のための商品なのかを明確にするというのは、例えば、高速レーザープリンタではなく、1日200枚以上印刷する会社のためのプリンターであったり、健康茶ではなく、OLのための肌が潤いを与えるお茶という切り口のことです。その商品やサービスに出会った顧客が「これは私のための商品だ」と思えるものが、誰のためかが明確になった切り口の商品です。

二つ目の、シチュエーションを明確に、というのは、その商品やサービスが、利用されたり使われる時、その場面(シチュエーション)が連想しやすいように明確にするということです。例えば朝飲むコーヒー、午後の紅茶、お風呂上がりの乳液、外回り営業のための鞄などです。その商品やサービスに出会った顧客が「これはこういう時に役立つのだな」と想起しやすいものが、シチュエーションが明確になった切り口の商品です。

売り方の工夫の第一歩は商品やサービスのネーミング

もちろんネーミングだけでなく、広告宣伝をする時の切り口としても活用できます。しかし、ライバルが非常に多く、品質にもあまりばらつきがない場合には、ネーミングとして使うことで、見込客からしてみると、その商品なりサービスなりを選びやすくなります。

また、ネーミングをすぐに変えられるのは、スモールビジネスならではです。生産ラインも販促物もないことが多いでしょう。ネットで販売しているとすれば、ページに修正をほんの少し加えるだけで事足りてしまうかもしれません。

ただし、これは小手先でネーミングだけ変えればいいと考えるのではなく、戦略的に考えてこういう商品だからこういう人を集客しよう、こういう商品だからこういう人たちと絆を作ろう、と考えるほうが継続性も収益の幅も広がります。