サイトテーマの一貫性、シナリオ・物語

SEO対策では重要視されますが、良いホームページの設計を行うには、情報アーキテクチャによってサイトテーマに一貫性を持たせる必要があります。そうしないとGoogleなどの検索エンジンがサイトテーマを読み取ってランキングに反映してくれないことが多いからです。

サイトテーマに一貫性がある例、ない例

サイトテーマの良い例は特定のテーマ、専門トピックについて集合させたものです。トピックが集合している場合、自ずとサイトテーマに一貫性を持たせられます。一方、サイトテーマに一貫性がない例の代表的なものが、複数ジャンルに渡って商品を並べてしまっているECサイトです。ここでのECサイトは広義のECサイトのことを指しますので、ネットショップだけではなく、サービスなどの問合せ系の企業ホームページも含みます。

例えば、洋服を販売していて陶器も販売しているような場合、一般小売の食品を販売すると同時にフランチャイズの加盟を募る場合など、意外と多く、サイトテーマに一貫性がないサイトはあります。

こうしたケースでは、SEO対策などによってネット集客をしたいのであれば、手っ取り早いのはサイトを分けることです。それぞれ運営しなければなりませんが、検索エンジンはテーマを把握してくれやすくなり、様々な関連キーワードでランキングスコアが上がり安くなります。要は検索順位が上がりやすいということです。

1ページ1テーマとはよく言われることですが、それのサイト全体版のようなものです。1つのドメイン内で扱うコンテンツは1つのテーマに特化するのがSEOでのネット集客には有効です。したがって、扱う商品やサービスに関連性があるのか、同時に扱うことで、「○○の専門店」と言える状態になるのかが、一つの目安になります。

サイトテーマの物語・シナリオ作り

ここでの物語とは、サイト全体のシナリオということです。サイトを通して一つのシナリオを形成していくことで、初めてアクセスした見込み客が次のコンテンツ(ステップ)へ、そのコンテンツから次へ、と物語を読み解いていくようにシナリオ化したものがサイトテーマの物語作りです。

サイトテーマにシナリオがあると、ユーザーのエンゲージメント(絆)力が深まりやすくなります。つまり、リピーターが増えます。初めにアクセスしたユーザーがまた次のステップ(シナリオ)を辿るために再訪問してくれるからです。

ビジネスにもよりますが、このようにサイトテーマに一貫性があれば、サイト全体での物語やシナリオも設計しやすくなります。その逆にサイトテーマに一貫性がなければ、シナリオ自体が支離滅裂なものになってしまいますので、結局は一発売りきりのように、二度とリピートしてくれない見込み客を永遠に集客し続ける以外になくなってしまいます。